腰痛の予防 第三回

    腰痛の予防には、「腰痛体操」が効果的です。腰痛はデスクワークなど同姿勢を  保つ職業に従事している人に多く、それにより腰の血行悪化や筋肉減少が促進することで症状を引き起こします。考えられる対策としては、腰の血行促進と筋肉強化を促す腰痛体操です。

 

 腰痛体操のやり方ですが、いきなり行なうと逆に腰痛を悪くしかねないので、開始する前に「ストレッチ(準備体操)」を行ないます(風呂上りに行なうのが効果的)。
ただ、ストレッチといっても難しいものは必要なく、簡単なもので構いません。
手足や肩、首などを極力ゆっくりと動かしてみて緊張を解して下さい。

その後は、本格的に腰痛体操に入ります。
体操の種類には、道具を使用する「ストレッチポール」「ジムボール」、近ごろ人気の「ヨガ」「水中ウォーキング」「ピラティス」などと豊富ですが、あくまで自分と相性の良い体操を選び、無理をせずに地道に続けるのがコツです。
その他、腹筋を強化することも腰痛の予防になるので、適度な腹筋運動も腰痛解消に役立つでしょう。

自宅で出来る腰痛予防体操としては、椅子を使用した方法があります。
やり方は、椅子に座った状態で腰や背骨を伸縮させたり、地面に立った状態で腰を弓なりに後ろに反らしたり身体を前屈みにしたり、そして寝そべった状態で、腰をねじるように曲げるなどの体操が効果的です。
※腰痛予防体操は、バランス良く身体の左右前後対称に行なって下さい。右だけとか左だけとか偏った体操は、身体全体のバランスを悪くします。

腰痛の予防 第二回

どうして腰痛が起こるのかという原因については、そのうちの一つとしてS字カーブと呼ばれるものが歪んでしまうことによって起こるとされています。脊椎は通常の場合だとS字型をとって軽くカーブしているものの様なのですが、S字型にカーブしていることによって体を支えたり運動機能を維持している様です。腰痛になる脊椎の歪み方としては、まずは反りすぎ腰として凹背とも言うのですが前湾カーブと呼ばれる腰の部分が反りすぎることによって障害が出てきます。また、真直ぐ腰といって平背などと言い、前湾カーブがこんどは平らな状態になることで起こります。これ等の腰痛やS字型カーブの歪みに対する原因としては、普段とっている姿勢が悪いことや生活上で行う動作の癖等がある様です。普段とは異なる状況等、例えば妊娠であるとか普通の人よりも標準体重よりかなり重い人であるとか、体がもともと硬いであるとか運動不足などによって腹筋が弱くなる等して体の重さを支える際にS字カーブが色々な方向で歪んでしまうものとなるのでしょう。

腰痛を改善し予防を行ってゆく為には、日常生活に於いていくつかのポイントがあります。腰痛になったそもそもの原因やその腰痛の程度や状況にもよって対処方法は色々あるのですが、ここでは一般に腰痛症と呼ばれる状態やその症状が軽くなって落ち着いてきた時の対処方法を紹介します。日常で腰に負担の少ない生活方法としては、まずは姿勢を正しく保つことがあげられます。座るときだけではなく立っている時にも良い姿勢を保つようにして自然なS字型カーブを維持するようにして下さい。もう一つの方法としては普段の生活に於いて膝や股の関節を上手に使ってゆくことがあげられます。腰を余り曲げない様、また中腰になるのを避ける為に膝や股の関節を使って物事を行ってゆく様にします。この際には股の関節などが柔らかいほうが腰に重さがかからないので良いようです。

 

 

腰痛の予防 第一回

 腰痛予防で一番大切なことは、生活習慣での姿勢ではないでしょうか・・・例えば、朝起きて顔を洗ったり、歯を磨いたり、食事をしたり、靴を履く等、その時の姿勢があると思います。それぞれの動作、姿勢を注意そして改善するだけでも腰痛を予防することが出来るのです。。。

座りっぱなしのお仕事は後側の筋肉、背筋を主に使い、前面の腹筋が弱って来ます。それに伴い上半身を支える筋肉のバランスが崩れてしまい、腰椎(腰骨)に負担がかかって腰痛が起きてきます!お年寄りに良く見られる歩行時で、地面をすりながら歩いてますよね。あれは、腰筋(大腰筋)が弱ってしまい、膝を上方に上げられなくなっているのです。その為、すって歩いてしまうのです。お年寄りの方々もこの筋肉、大腰筋を鍛えて強くすることによって、きちんとした歩行が可能になり腰痛も予防出来ます!

また、顔を洗う時や歯磨きの時は、思い切って股を開いてから行ってみて下さい。女性の方は少し抵抗があるかと思いますが、あの痛い腰痛になることを考えたら出来るのでは・・・(笑)決して両足を揃えて、上半身だけを前に倒さないで下さい。これを毎日続けますと必ず腰痛又はぎっくり腰の原因になるからです。。。靴を履く時でも体を前に倒さず、椅子に座って履くか靴べらを使用する様にして下さい。

このように、ちょっとしたことでも予防出来ますので、このブログをご覧になられた方は是非、実行されてみては如何ですか?これからも、皆さんのお役に立てる情報をどんどん掲載致しますので、今後とも宜しくお願い致します。。。

肩こり予防 第八回

 ボディケーションオフィシャルブログをご愛読されてる方々は、肩こりについてご理解戴けたと思っておりますが・・・如何ですか?要するに、根本的な原因を見直し改善しないと、肩こりは永遠に続くのです。。。皆さんに於いては、本当は分かっているんだけど・・・ってな方がほとんどだと思います(笑)それでは、これから3ヶ月間、頑張って試してみて下さい。。。お近くのカイロプラクティック院にも、行ってみて下さい!どうして3ヶ月かと言いますと、身体の変化やサークルは医学的に3ヶ月をめどに細胞が動き出すからです!1、2週間では結果は求められませんよ。

カイロプラクティックでは身体のバランスをとり、歪んだ部分を矯正し元に戻し、本来の状態にするのです。。。よく肩こりは中々治せませんねって言われるカイロプラクターがいますが、当院では必ず肩こりを解消させますので、安心してご来院下さい!!!

肩こり予防 第七回

 前回は、四十肩・五十肩を交えて肩こり予防をお伝えしましたが、今回は、「顎関節症と肩こり」の関係を説明致します。。。

 顎関節症とは、頭蓋骨(側頭骨)にある関節円盤と下顎の関節頭との接点のバランスを崩した時に起こります。顎関節(アゴ)が歪むことで、背骨や骨盤だけでなく、身体のいたるところに不均衡な負担がかかります。これによって肩こりが起こるのです。

 奥歯の痛みと勘違いするケースがよくありますが、顎(アゴ)が「ガクガク」する等、口の開閉時の違和感や痛み、左右の顎(アゴ)に歪みや下顎や上顎が出ている様な、飲食の時の噛み合わせが悪く「カクン」と音がする他、手の指を3本重ね口を開けて、縦に入るか否か、自己判断が出来ます。。。

 健康診断で全く異常がなく、バリバリ健康なのにって思ってる方々は必ずこの顎関節症を疑ってみて下さい。頭痛の原因にもなるんです!!!

 カイロプラクティック療法では、この顎関節症を「TMJ」と呼び、回復させる施術法があります!是非一度、試されてみて下さい。

肩こり予防 第六回

 四十肩・五十肩の中でも、最も重い症状を「凍結肩」と言います。その名の通り、肩が凍結した様になり、微小な動きにも激痛が伴い、寝返りをうつことも困難になります。突然始まった軽度の症状でしたら、自然に治まるケースもありますが、凍結肩になると自然に治ることはまず考えられません。。。むしろ、連鎖的に痛みが拡がっていくこともありますので、十分注意が必要です。

 四十肩・五十肩はスポーツによる脱臼、亜脱臼、肩の筋肉のオーバーユースによる筋や腱の炎症が似通っている面もありますが、原因は全く異なっています。四十肩・五十肩は、どちらかといえば、あまり筋肉を使っていない運動不足気味の中高年によくみられると思います(笑) それは、運動不足の中高年ほど内臓脂肪が蓄積されているからだといわれています。。。

 人間は加齢に伴い、内臓や血管のまわりに脂肪が付きますが、肋骨の周辺に付いた内臓脂肪によって肋骨が拡張して、肩甲骨との間のスペースが狭小化して、肩を動かす上で重要な働きをしてる肩甲骨の運動が制限を受ける様になり、今まで通りに肩を動かしているうちに、やがて激しい痛みが生じる訳です。。。これが、四十肩・五十肩の主なる原因であるといわれています。従って、運動不足の中高年に多発する傾向が強いのです。

 肩甲骨との間、肩関節のスペースの狭小化はスペース内を流れている血液やリンパ液、関節周囲の諸組織にも影響を及ぼすのです。血管が圧迫されてうっ血状態になったり、リンパ等の組織の流れが滞留し、痛みが出て来るケースもあります。特に重度の四十肩・五十肩は、血液リンパだけでなく、関節の潤滑油の役割を果たす滑液が存在する滑液包やその周囲の腱までが炎症を起こしている場合が多く、凍結肩に至っては肩周りの関節、筋肉の大半が炎症を起こしてるケースが多いのです。。。

日頃から痛む場所をアイシング(冷やす)することを、お勧めします。。。整骨院や整形外科等は、ホットパックで温めるのが主流ですが、このブログをご覧の方は冷やされてみて下さいね。。。また、動かない箇所から少しずつ可動域を増やして見てください!!!カイロプラクティックではこの他、運動回復(モービリゼーション)や関節矯正、PNFを施し患者様にご負担の無い施術を行っております。

肩こり予防 第五回

 今回は、カイロプラクティック療法から見た予防法をご紹介致します。我々カイロプラクターは常に身体のバランスを念頭に於いて施術に向かっております。。。特に「骨盤の歪み」に関しては他の療法に対して絶対負けないくらいの洞察力を持っていると確信しております!

さて、骨盤がズレ、歪みを起こすことによって肩甲帯(けんこうたい)、いわゆる肩周り(肩周辺)のバランスが崩れ、その崩れたバランスを修正しようとして運動神経、筋肉群が危険を察知して動き出します!その結果筋肉の異常収縮が起こり、コリへと発展するのです。。。じゃあどうすればいいんでしょうか・・・・?

何度もブログにてご説明してきましたが、このご時世、忙しい方が多く、分かっているけど・・・・なんて方々ばかりではないでしょうか(笑) すなわち、やりたいんだけど、出来ないのよ~っ!!!!!!ならば、この私に10分だけお時間を戴けないでしょうか?必ず悩み多き方々のお役にたてると思います。

それぞれに応じたカウセリング後、骨盤矯正、頚椎、胸椎(背骨)を矯正致します。ここでご理解戴きたいのが、決して矯正とは痛くありませんし、安全で身体に優しいということを・・・・・

身体の構造的歪みは、元の位置に戻す必要があります!ここでいう歪みはレントゲン(X-Ray)では全く分からない歪みなのです。よく当院はボキボキしないので安心です。とか耳にしますが、それなら指圧、マッサージに行かれた方がいいと思います。真の歪みはカイロプラクターが自信を持って矯正させて戴きます!

肩甲帯のバランス回復にはまず、「骨盤矯正」を行って下さい。年齢に応じた施術をさせて戴きます。また、骨粗鬆症の方に関しての調整も安全に行える技術を持って望みますのでご心配なく。。。。。

これからも肩こりを我慢して行くのか、スッキリ開放され新たな人生を過ごすのかは・・・・・・・・・・・・・・あなた次第です!!!!!!!!!!

肩こり予防 第四回

 老若男女を問わず、肩こりに悩む人が意外と多いものです。特に女性は未婚、既婚に関わらず、肩こりを訴えます。それでは、肩こりはどうして起こるのでしょうか?原因は、次の三つから考えられると思われます。。。

(1)内臓の異常から起こる肩こり。

(2)スポーツや日曜大工、引越し、大掃除等、筋肉の過労から起こる肩こり。

(3)心因性(イライラ、精神的苦悩、ストレス)の異常が原因で起こる肩こり。

ここで、皆さんにも簡単に出来る指圧をご紹介致します。。。肩こりに良く効くツボですが、皆さんの手が届く範囲で、風池(ふうち)・肩井(けんせい)等、まだまだ沢山ありますが・・・(笑)  このツボは届きます。。。指四本重ねて、首の根元を押さえると、肩井、後頭部(後頭骨)の下、左右が風池です。

先程あげた三つのうち、(1)の場合は、内臓に関して心あたりがあったり、既に悪い方は治療して下さい。(2)の場合は、後頭部下や首の根元を左右同時に指圧を行うと、背筋が正しくなり、血流が良くなり、肩の筋肉のこりもほぐれるはずです。(3)の場合は、(2)と同じ様に、指圧で気分を爽快にし、ストレスの原因を取り除けば、自然と肩こりも解消しますよ!!!

指圧はツボを左右交互、又は同時に3~5分間、3回行います。また、肩周辺を、左右同時に”タントン、タントン”と、リズミカルに一日1回5~7分間くらい軽く叩くことも有効ですよ(笑) 但し、気持ちが良いからといってやり過ぎない様に注意して下さい。(やり過ぎや強く叩き過ぎると逆効果を招くので禁物)。。。

肩こりは血液が酸性に傾いた証拠ですから、施術と合わせて食養にも注意しましょう!!!白米、肉、魚、卵、砂糖、お菓子等の酸性を制限し、梅干やレモン、醸造酢(黒酢)を使った料理が疲労回復、肩こり解消の手助けになると思います。

肩こり予防 第三回

皆さん、次にあげる項目にあてはまる様でしたら、肩こり注意警報ですよ!

*姿勢が悪く猫背である。*デスクワークの仕事で長時間座っている。*運動不足だと思う。*冷え性である。*睡眠不足が続いている。*顎の調子が悪く、歯の噛み合わせが悪い。*肩が石の様に硬い。*ストレスが溜まっている。*食事のバランスが悪いと思う。

このどれかにチェックが入る方は、必ず肩こりを持たれていると思います。既に自分自身が肩こりなのか分からない方々も多いと思います。。。

肩こりは内臓疾患から起こる場合もありますので、上記の項目にあてはまらず、肩が重くこりが長く続いている様でしたら、医師にご相談下さい。肩こりだからと言って放っておくと大変なことになる可能性もあります。。。

今回の予防法はまず、ご自分の生活習慣を見直して戴き、改善出来る項目から直してみては如何ですか・・・・・それだけでもかなりの効果が現れると思います。例えば会社のデスク周りの配置を変えてみる、常に姿勢が悪くならない様に気をつける、軽い運動を心がけ、十分睡眠をとる等。。。

季節的に少しずつ暖かくなって来ましたので、お風呂のシャワーで、まずは冷たい水を肩にまんべんなく流し、続いてお湯で流してみて下さい。これを数回されて、ゆっくりお風呂につかってあがってみて下さい。血行が良くなり肩周りが軽くなり、睡眠も十分とれる様になると思います。是非、お試し下さい。

肩こり予防 第二回

今回は、日常生活に於いて、悪い姿勢がおよぼす肩こりについて説明させて戴きます。

皆さん、一日でじっとしている時間が1番長いのは寝ている時ではないでしょうか?また、寝具の中で最も大切な物は「枕」ではないでしょうか。この枕については、馬鹿に出来ません。よく、朝起きて首が回らなくなってたり、肩がガチガチになってた、なんてことがありませんか?一度は経験があると思います。この原因を作っているのが、枕なんです!ちょくちょく起こる方は、必ずといっていいほど枕の問題が関与してると思われます。

枕は、高くても低くても良くありません。そば殻や竹炭入りの固い枕も良くありません。後頭部から首にかけて自然な彎曲を保てる柔らかい物がベストです。右側を下にしたり、左側を下にしたりして寝る場合、首(頚椎)が背骨(胸椎)に対して真っ直ぐになる様に、枕の高さを調整して下さい。

このように「枕」1つでも、自分に合った物に換えるだけで、肩こりを予防することが出来るのです。。。

次に食事をする時の姿勢も大切な事項になります。食事をする時の状態を聞いてみますと、ちゃぶ台(ローテーブル)で地べたに座って食べている方が非常に多いのです!女性は横座りや足を伸ばした姿勢がほとんどで、男性はあぐらをかくのが定番の様です。毎回この姿勢で食事を続けていると、女性はO脚や側彎の原因になり、男性は腰骨が曲がり腰痛の原因になって行きます。それだけでは済まず、骨盤がずれて歪みを起こし、肩甲帯のバランスが崩れ肩こりが始まって行きます。ちゃぶ台をキッチンテーブルに換えて、背もたれの付いた椅子にされてみて下さい。。。

今回はほんの一例をご説明させて戴きましたが、簡単なちょっとしたことの改善で肩こり予防が出来るので、是非試してみて下さい!!!