肩こり予防 第一回

明けましておめでとう御座います!本年も皆様のお役に立てる情報をご提供出来ます様、頑張って参りますので、宜しくお願い致します。また、より良い情報をお伝えご提供するには、皆様のご意見ご感想も、どしどしコメント下さいね!!戴いたコメントは全て活用させて戴き、中でもためになる情報については、ブログにてご紹介させて戴きます。私のブログは皆様と共にコミュニケーションを持ちながら育てて行きたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。。。

さて、本年最初のスタートは、「肩こり予防」からお伝え致します!肩こりはなぜ起こるのか?これは、私のブログを読んで戴いた方々にはご理解してもらえたかたと思っております。しかし予防となると、どのようにしたらいいのか、お困りになりませんか?(笑) わからないまま日常生活を送ってるんじゃないですか?また、自分自身が肩こりだと認識していない方もいると思います。

そこで、肩こりによる痛みやコリ、頭痛、肩の運動制限等の問題を解決する予防法を今回、説明させて戴きます。皆さん頭の重さをご存知ですか?約4kg~10kg以上あります。そんな重たい頭を、細い首で支えてるんですよ。その為、多数の筋肉が必要になって来ます。首は、回したり、挙げたり、傾げたり等、色んな細かい動作をします。この動作を行う筋肉が「僧帽筋」(そうぼうきん)なのです。この筋肉の血行不良が肩こりの原因になるのです。その筋肉をやっつけてストレッチするには次の体操をお勧め致します。。。

始めに、頭を右に倒して10秒数えます。続いて左に倒して10秒また数えます。10秒間はそのまま必ず静止しといて下さいね!次に、頭を右に回旋(右を向く感じ)して10秒数えます(静止したまま)。左も同じです。。。 休まず続いて、両肩を上に挙げて止め10秒数えます。数え終わったら、すと~んと下ろして下さい。(肩こりの酷い方はこれを4~5回繰り返して下さい) 1~2分インターバルを取り、両手を万歳して、頭、顎を引きます!そのまま静止状態で30秒待って下さい。 これを休まず、3回やります。結構キツイですよ!(頑張って)

最後になりますが、首の後ろに両手を組み、肘を前後左右に回します。前50回、後50回、計100回で終了です。今までの工程が長く感じられますが、約10分程度なんです。。。

皆さん今年から是非この予防ストレッチ体操、始めてみては如何ですか?

痛みと原因について-内臓編 第十二回

今年ホームページを立ち上げ、初心者の私に、ご指導、ご支援、沢山のメッセージまで戴き、感謝の気持ちでいっぱいです。また、ホームページ作成にあたっては、関係者各位、本当に有難う御座いました!!!

さて、今年最後のブログになりますし、「痛みと原因について-内臓編」がいよいよ最終回となります。ご愛読戴きまして有難う御座いました。。。

今年最後の症候は・・・「腎臓症候群」についてご説明致します。腎臓の主な機能は、身体の水分量を厳重にコントロールし、維持することです。私達の身体の70%は水分なので、この機能は非常に重要な役目をしています。相対的な酸あるいは基礎分解は、水分量に対する電解質や化学物質の量で決まります。

どちらか一方のバランスを維持する為に、毎日の基本的な水分排泄が増加するか、減少するかもしれません。腎臓は、ブドウ糖や特定のビタミンの他に、腎臓を通過する水分の85%を吸収します。慢性的な腎臓感染や真性糖尿病患者は、腎臓構造の大部分が損傷され、傷ついているかもしれません。それ故、残った組織を補助する必要があるのです。

長距離のジョギングをする人や振動を受ける職業(トラック運転手等)を持つ人には、(腎臓)下垂症が生じます。典型的な疼痛パターンは、突刺すような側腹部の痛みです。これは第12肋骨の部位ですが、多くの人達は腰痛と勘違いしてしまいます。他の徴候や症状には、特異的なものはありませんが、以下のものがあります:発熱、疲労、虚弱、体重減少等です。。。しばしば身体検査で、胸椎11-12番の横突起や胸骨下部の硬結、口唇のひび割れ、脆い爪、足首や手の皮膚の浮腫が明らかになることでしょう。

症状は、目覚めてしまって、再び眠ることが困難というような睡眠障害から始まるかもしれません。通常、それに続いて、尿の色と排泄量に変化が生じます。浮腫が常に認められるとは限りません。。。

このように腰痛等も内的な問題(内臓反射)から起こるのです!第一回からご覧になられた方は、私の訴えてることを理解して戴けたことでしょう。

これからも更に勉強、臨床、トレーニングを重ね、皆様に愛される施術院、施術家になれますよう頑張っていきますので、応援のほど宜しくお願い致します。。。有難う御座いました。来年は皆様が幸せで健康で平和な生活が送れますよう、心よりお祈り申し上げます。

それでは、良いお年をお迎え下さい。

痛みと原因について-内臓編 第十一回

こんにちは!本格的に寒さが厳しくなりましたね。身体は冷やさぬ様にお気を付け下さいね。。。さて、こんな経験はありませんか。椅子に座ると尾骨の部分がやけに痛んだり、違和感がある。別に尻もちをついたり、転んだりしてないのに・・・・このような症状で考えられるのが、十二指腸の問題をかかえていることがあるのです。え~っ!そうなんだって思われる方がほとんどでしょう。。。。

今回は「十二指腸症候群」の説明をさせて戴きます。「十二指腸」と聞いて一番頭に浮かぶのは、十二指腸潰瘍ではないでしょうか?最近は十二指腸潰瘍の患者様が増加し、特に都市部では胃潰瘍と同数に近づきつつあります。十二指腸潰瘍にかかる人の年齢は胃潰瘍に比べて約10歳若いと言われており、好発年齢は40歳代の様です。

十二指腸潰瘍では次の三つの症状が現れます。

①身体の前部、みぞおちの痛み。②酸症状。胸やけとか酸っぱいげっぷがよく出る。③潰瘍部が出血を起こす為、下血によるタール様の赤黒い便が出ます。特に空腹時に痛むことが多いと言われ、食事から時間が経った夜中や明け方に痛みを訴えて目覚めることがあります。また、潰瘍初期には、水分や食事をとると、痛みが多少緩和するのが十二指腸潰瘍の特徴です。

身体の前部では臍から右上5cmの痛みがあり、右手の第2中手骨近位の痛み等も現れます。

カイロプラクティック療法により、痛みを取ることが可能です!!!特に尾骨痛はびっくりするくらい早く無くなりますので、早目の施術をお勧め致します。

再発予防として、栄養バランスがとれた食事を心がけ、禁煙。喫煙が再発に密接に関係してくるのは、ニコチンによって胃酸が分泌されるからです。そして大切なのが、精神的ストレスを避ける様にしましょう!また、鎮痛剤やかぜ薬は出来るだけ服用しない様にします。これらの薬は、十二指腸の粘膜に損傷を与えるからです。

それでは・・・・・・・

痛みと原因について-内臓編 第十回

日常生活において、消化器系の調子が悪い時、なぜかお腹がグルグルしたり、便がゆるく下痢や便秘を繰り返したりしませんか?また、肘や腰の痛みを感じること、ありませんか?この様な場合、「腸症候群」の問題が・・・・・・・あると思います!!!!!!

さて今回は、「腸症候群」の説明をさせて戴きます。。。 小腸は、消化管各部のうちで最も長く(6.5m~7.5m)、胃の幽門と大腸の盲腸との間にあり、胃液で乳ビとなった食物を更に腸、肝臓、膵臓の分泌物によって消化して、その栄養物質を吸収します。

小腸を分類して、上方の腸間膜を持たないものを十二指腸、また下方の腸間膜を持つものを腸間膜小腸と言い、後者、腸間膜小腸を更に空腸と回腸に分類します。小腸の内腔は、上方が最も広く(平均2.7cm)、下方が最も狭く(平均2.5cm)、壁の厚さも上方へ行くほど厚くなってます。

小腸は、潰瘍進行、体重変動の問題、寄生虫進入の好発部位である。小腸症候では、前部の肋骨弓が痛んで敏感になり、中腹部の痛みは鈍痛から鋭い、焼けるような、突刺す様な痛みまであります。偏平足、肘の筋肉の弱化が起こり、そしてしばしこれらの患者様の中には指輪をつけると、指に変色が見られることがあります。また、股関節の高さでその線上の骨盤前部に痛みが起こることがあります。

症状としては、私はとても神経質で、それに我慢出来ません。体重が気になって仕方ありません(増えたり、減ったり、らじばんだり)。膝上の痛み。土踏まずの弱さ。前部肋骨の痛み。両指の変色輪。肘の内側の痛み。顎の痛み。お腹の痙攣等。。。。。。。

この症候は、極めて神経質な方が多く、最近特に増えて来ています。病院の薬や薬局、ドラッグストアの薬に頼らず、自らを省みてなすべき事をきちんと見極め生活を送って下さい。。。。。。。。。。。

ボディケーションではその様な方々を応援しております。

痛みと原因について-内臓編 第九回

あっという間に寒くなりましたね!皆さんインフルエンザに負けず元気で、頑張ってますか?私はお蔭様で、風邪ひきさんやインフルエンザあがりの患者様が多く来院されてますが、無事に毎日を送っております。。。。

今回は、胸椎9番「副腎症候群」の説明をさせて戴きます。副腎のホルモンには、新陳代謝率を刺激し、澱粉(でんぷん)を分解するなどして、利用可能なエネルギーをより多く作り出す役割があります。副腎の線の活動が低下すると、水分貯留が増加し、血糖値が低下し、ホルモンバランスの不均衡が生じる。副腎のアンバランスの一般的な結果としては、筋肉の弱化や貧血症がある。他の徴候や症状には、全体的な虚弱、疲労、体重減少、吐き気、嘔吐、下痢、風邪に対する抵抗性の減少がある。副腎機能異常の他の一般的な結果には、関節炎症の変形(特に手)、膝の上部の大腿中心部の痛み、カルシウム代謝の悪化、そして精神異常があります。

副腎は、腹膜後臓器で左右両腎の上で疎性結合組織により、腎臓と結合され脂肪被膜に包まれます。発生学的に全く異なる2系統の皮質と髄質からなり、皮質は腎臓と同じく中胚葉性腹膜上皮から生じる副腎の腎性成分で、一方、髄質は脊髄神経節細胞と同一のクレーム親和性細胞より生じ腎性成分に取り囲まれます。

今回は難しい説明になりましたが、簡単に言いますとホルモンバランスが崩れ身体に全くエネルギーが無くなってしまう様な状態です。。。特に血圧関係は十分に気を付けて下さいね。この症候群は栄養や食事バランスの調整が必要になりますので、心当たりのある方はご相談下さい!!!!

痛みと原因について-内臓編 第八回

朝晩すっかり寒くなりましたね!皆さん、如何お過ごしでしょうか?今回は、胸椎8番「肝臓症候群」の説明をさせて戴きます。

肝臓は、人体の中で最大の「腺」であり、消化に重要な意義を持つ胆汁を産生して総胆管を介して十二指腸に送り出します。また、門脈によって送り込まれた血液中の糖分をグリコーゲンに変えて貯蔵し、これを随時、血液中に供給します。

肝臓は肉眼的には斑点のある暗褐色で、手で触れると凹む程度のかたさがあり、重さは、男子1000~1300g、女子900~1000gで、体重の約1/50に相当します。肝臓は横隔膜のすぐ下にあって腹腔の上右側部を占めており、楔形で上下方向の厚さは右端で最も大きく、左方ほど小さくなり、左後上方の末端部で結合組織性の繊維付属で終わっています。

その他、肝臓は血中の有毒物質を取り除いて、骨髄で赤血球の生産に必要な物質や血液凝固を防ぐヘパリン等を血液中に送り込みます。また、ビタミンの貯蔵や免疫物質の生産にもあずかると言われています。

肝臓は、左葉と右葉とに区別します。左葉は正中線より左方にある部分で小さく肝臓全体の1/4にすぎず、左葉の尖った外側端は、しばしば萎縮して繊維付属をなします。右葉は右方にある部分で大きく、更に以下の様に分類されます(但し、明白な境界は下面のみ)。

方形葉・・・前方にあり、臍静脈溝、胆嚢か及び肝門に囲まれて四角形をしています。

尾状葉・・・後方にあり、大静脈溝、静脈管か及び肝門の間にあって強く突出し、網嚢の前庭を充たします。

この様に人体最大の臓器、肝臓に機能低下や機能亢進が起こると下記の症状が現れます。。。

全身がだるく、痛み、何もかも悪く感じる。前方の右第3肋骨、後方の肩甲骨内側の痛み、その場所を圧すると激痛がある。全臓器の機能異常。頭頂痛(頭のてっぺん)。前頭中央部(おでこ)の痛み。上腕二頭筋の痛み。膝の内側の痛み。右手の水かき部分の痛み。右鼠径部(股関節近く、足のつけね)の痛み。その他、筋や関節の痛み。運動や感覚の機能の失調。ストレスによって悪化する上部胸椎(背骨)の痛み等・・・・・・・・・

肝硬変はしばしばアルコール依存症によって生じるが、門脈システムを通る心臓への血液循環路の幾つかが失われてしまうので、血圧が上昇する。また肝臓は、胆汁産生の役割も担っているので、胆嚢と密接に関連していて、進行した肝臓疾患に伴って見られる黄疸の原因となります。疾患の初期段階の症状は、睡眠パターンの変化や意識障害くらいなものである。タンパク質の変換に重大な影響が及ぶと、筋の弱化が起こることがある。胆汁の放出が不十分になると、脂肪の消化に異常が生じます。

大切な臓器、肝臓を労って健康管理を行って下さいね!上記の症状のある方はご相談下さい。。。

痛みと原因について-内臓編 第七回

今回は胸椎7番「脾臓症候群」の説明をさせて戴きます。

脾臓は、主に身体の血液をろ過し、老廃物を除去して、老朽化した赤血球細胞を破壊するリンパ器官である。免疫反応において非常に活動的で、全ての炎症反応に関連しています。脾臓機能の問題によって、疲労感、正常以下の体温、鼠径部/腋か部の痛み(リンパ節の腫脹の為)、浮腫や腹水、バランスの混乱、記憶問題、いらつき、が引き起こされる。頑固なリンパの硬結、特に密度と大きさが増していくものには決して揉んだり、マッサージ、マニピュレーション等施してはいけません。カイロプラクティック療法(CMRT)により、リュウマチ熱やリュウマチ性関節炎の施術に役立ちます。

一般的な症状は、臍の周り(カスギー円)に痛みや硬結がある、咽頭炎による嚥下困難(食物を飲み込む動作)、全身のリンパ節の腫脹は、食作用によって感染病巣を攻撃するので、全身がだるく疲れやすい、気温の変化で悪寒と発熱が現れる、足がいつも浮腫む、汗・尿・息が臭い、手足の爪が波打ってる、耳鳴り、首の付け根が重い等感じてる方は、お早目の施術を・・・・

この症候は精神的な問題も引き起こしますので、最近、上記の身体の異常や調子が気になる様でしたらご連絡下さい。。。

痛みと原因について-内臓編 第六回

今回は胸椎6番「膵臓症候群」の説明をさせて戴きます。

膵臓の代表的な問題は、膵臓が自分でつくる消化酵素(膵液)で、自分自身を消化するのが「膵炎」、膵臓に発生する悪性腫瘍が「膵癌」です。それから、血液中の糖分、つまり血糖が慢性的に過剰な状態になりやすい体質を「糖尿病」といい、日本人の約10%がこの体質を持っていると言われてます。

まず「膵炎」の主な原因は胆石とアルコールの多飲であるか、ときに外傷、また手術など腹腔内をいじると起こることがあります。膵炎がなぜ起こるのかは不明であるものの、膵臓の消化酵素により、膵臓自体が消化される為と考えられます。膵臓の消化酵素トリプシノーゲンは、胆汁によりトリプシンとなり活性化され、消化酵素としての機能(タンパク質の分解)を発揮します。その為、胆石があって胆汁が膵管に逆流すると、膵炎が起こると想定されています。しかし、胆石のない膵炎も少なくありません・・・・・・・ 膵炎には急性と慢性膵炎があります。

次に「膵癌」の原因は不明である。慢性膵炎と膵癌の因果関係も胆嚢炎(たんのうえん)と胆石との関係ほどはっきりしていません。

早期の膵癌は症状がほとんど無く、発見されにくい癌の1つとされてきましたが、超音波やCTまたは、癌検診PET(ペット)で発見可能になりました。

糖尿病は、遺伝的傾向を持った人に、肥満、過食、大酒、運動不足等が加わって発病することが多いが、遺伝的傾向や背景もはっきりせず突然発病することもあります。いずれも、食べた物が十分に身体で利用される為に必要な「インスリン」という膵臓でつくられるホルモンの働きが不足して起こります。インスリンは肝臓や筋肉、脂肪組織等の全身の組織の糖・タンパク・脂肪代謝の調節に重要な働きをしているが、その不足は特に、筋肉や脂肪組織の細胞への糖分(グルコース)の取り込みを低下させて、肝臓から血中へのグルコースの放出を促進して、高血糖をもたらすのです。

また、種類ですが①インスリン依存型糖尿病②インスリン非依存型糖尿病に分けられ、①は若年者の発病例に多く、②は成人になってから発病することが多いのです。

インスリン注射を必要とする依存型の患者様は少なく、大部分が非依存型のタイプがほとんどなのです。インスリン非依存型糖尿病は、食事療法や運動療法だけで十分な治療効果を期待でき、治療上必ずしもインスリンを必要としません。*血糖値が180以上ある方は要注意ですよ!!

糖尿病患者に対し、守らなければならないことは次の通りです。

糖尿病は、地位、財産、体格に関係無く誰でもかかり得ます。痩せている人、太っている人、丈夫な人、虚弱な人、誰にでも同じように起こります。

病院に来られる患者様の90%は、首、肩、背中等の痛みを訴えてやって来ます。糖尿病と診断されて来院する患者様は1人もいませんが、足の指や足首に腫瘍ができてやって来る人は多くみられます。糖尿病の治療には必ず守らなければならないことが多くありますが、まず第1は糖分の摂取を減らすことです。できる限り速やかに糖分を摂らない様にする為に、生キャベツと高タンパク食品及び炭水化物含有量の低い食品を摂らせる様にします。

この糖分制限の為には、非常に厳しい食事療法が必要ですが、同時に患者様の健康を守る為にビタミン、特にB群ビタミンを摂取させる様にします。そして血糖値の正しいコントロールの為に尿検査を1日に数回行わせます。また、この様な患者様の中には、インスリンやオラナイズの様な経口錠剤を使用している人もいることを忘れてはなりません。患者様が肥満の場合には、カロリー制限をして正常な体重にする様に指導しますが、決して血糖値を下げすぎない様に注意します。血糖が下がるのは血糖過剰になったり、アセトンのコントロールが悪くてアシドーシスになったりするのと同じくらい危険だからです。

食後2時間以内の消化異常、量の多い臭いのきつい便、身体がいつもかゆい、頻尿、食べても痩せる、視力異常、怒りっぽい、1日に何度も食事を摂る、背中の中心が痛い等で心あたりのある方は「膵臓症候」の可能性が高いですので、お早目の施術を・・・・・・・・

痛みと原因について-内臓編 第五回

今回は胸椎5番「胃症候群」の説明をさせて戴きます。

胃には色々な不調が起こります。特定の食物が胃壁を刺激して軽度の、あるいは焼ける様な痛みが生じたりします。ストレスや心配事による刺激および常に神経が興奮していると、酸の量と酵素の産生に変化が生じて、この様な状態が持続すると、潰瘍になる恐れがあります。また、胃の部分が横隔膜より上に突出し、胸やけや膨満感等の症状が起こったりもします。(裂孔ヘルニア)

横隔膜が緊張していると、全ての食物とガスがここに貯留して簡単には解放されなくなります。胃の組織の中のこの小さな部分は、残りの器官の様に酸を産生します。そしてそれがこの部位に残存するので、焼ける様な痛みが次第に生じてきます。心臓領域のこの余分な塊りによって圧迫が生じたり、正常なポンプ活動が妨害されたりします。

しばしば裂孔ヘルニアの疼痛パターンは、左肩や左腕に放散する鋭い痛みがある心臓発作のそれと似ています。患者様は普通、自分には胃の病気があると診断してしまうものですが、食後の胃の痛みは通常、胃炎や悪性の胃障害によるもので、食事によって痛みが和らぐようならば、それは潰瘍によるものです。そしてまた、胃の問題は種々の薬物によって起こることが多いのです。

次にあげるのは、よくある一般症候 「私には胸の痛みがあるので心臓に問題が起きてるのでは」「毎日胃薬を飲まないと落ち着かないんです」「胃痛が食後に起こったり、食後に消えたりします」「左肩や腕、手に痛みがあるんですが」「左の胸が痛いんです」「左親指の水かき部分が痛むんです」「刺す様な痛みが背中から肩甲骨にかけてあるんですが」「手を挙げると頭が傾くんです」等

この様な症状があれば、胃症候ですので神経質にならずに、まずはご相談下さい。必ずお役にたてると思います。

痛みと原因について-内臓編 第四回

 今回は胸椎4番「胆嚢症候群」の説明をさせて戴きます。

皆さん、この様な身体の異変に気付いたことありませんか?突然、怒りっぽくなったり、細かいことでイライラしたり、仲の良い友人と意味もなく喧嘩になったり、眼が燃える様に熱くなったり、右肩甲骨の内側がずっと痛い、他人に失礼なことを言ってしまう、ガスが溜ってお腹が張る、右脇腹(マックバーネー点)の貫通性の痛み等。

これは、胆嚢の機能低下、機能亢進によって起こる症状なんですよ。割合的には7:3で女性に多く、中には胆石など手術の必要な患者様もいます。

胆嚢は基本的には肝臓で産生される胆汁を受け取って貯蔵する器官で、摂取した脂っこい食物を消化する為に胆汁を濃縮します。胆嚢は、右脇腹(マックバーネー点)の部位で十二指腸の中に胆汁を注いでます。導管は剣状突起から肋骨に沿って約4cmの肋骨の下部にあります。この様な患者様は胆石を持たれている場合があり、胆石が器官に詰まってしまうことがあるので、私は胆石を動かさない為に患者様に胆石があるかどうかについて、お聞きし注意を払います。

胆嚢症候は7割近くの方が持っており、私の施術院でも断トツ1位なんです。実際、私自身も胆石を2個持っています。(笑) 私もこの症状が出た為、病院に行きました。しっかり勉強していたので、先生に胆石があるんではないかと尋ねると、馬鹿にした顔で「まあレントゲン撮ってみますか」と言われたので、すかさずレントゲンでは胆石は写らないんじゃないんですか。出来ればエコー(超音波)検査して戴きたいんですが、とお願いしました。すると、「まずはレントゲンを撮ります」と言われ私も渋々従いました。結果は当然見つかりませんでした。先生はとりあえずエコー検査も試みました。先生の顔色が急に変わり「え~っ胆石持ってんの」ですって・・・・・・・私は初めから言ってるのに・・・・・・

この様に当院でも症状や触診で胆石の有無を検査することが出来ますので、気になる方はご相談下さい。それから、右肩甲骨内側の痛みがずっとある方はこの症候を取らない限り、解放しないと思います。

胆嚢症候は非常に多いので早目の施術で楽になって下さい。。。