腰痛の予防には、「腰痛体操」が効果的です。腰痛はデスクワークなど同姿勢を 保つ職業に従事している人に多く、それにより腰の血行悪化や筋肉減少が促進することで症状を引き起こします。考えられる対策としては、腰の血行促進と筋肉強化を促す腰痛体操です。
腰痛体操のやり方ですが、いきなり行なうと逆に腰痛を悪くしかねないので、開始する前に「ストレッチ(準備体操)」を行ないます(風呂上りに行なうのが効果的)。
ただ、ストレッチといっても難しいものは必要なく、簡単なもので構いません。
手足や肩、首などを極力ゆっくりと動かしてみて緊張を解して下さい。
その後は、本格的に腰痛体操に入ります。
体操の種類には、道具を使用する「ストレッチポール」「ジムボール」、近ごろ人気の「ヨガ」「水中ウォーキング」「ピラティス」などと豊富ですが、あくまで自分と相性の良い体操を選び、無理をせずに地道に続けるのがコツです。
その他、腹筋を強化することも腰痛の予防になるので、適度な腹筋運動も腰痛解消に役立つでしょう。
自宅で出来る腰痛予防体操としては、椅子を使用した方法があります。
やり方は、椅子に座った状態で腰や背骨を伸縮させたり、地面に立った状態で腰を弓なりに後ろに反らしたり身体を前屈みにしたり、そして寝そべった状態で、腰をねじるように曲げるなどの体操が効果的です。
※腰痛予防体操は、バランス良く身体の左右前後対称に行なって下さい。右だけとか左だけとか偏った体操は、身体全体のバランスを悪くします。